軽量鉄骨倉庫&ガレージ車3台分(16坪)の
工事費用(坪単価)の概算見積り

個人の方から当社によくお問合せいただくことが多い、車3台を収納できるくらいの趣味の鉄骨ガレージ(倉庫)を軽量鉄骨造で建築した場合の工事費用の坪単価を見積りしてみます。
モデルケースとして下記のような条件の鉄骨ガレージ建物とします。

  • 建物正面の幅(間口)9.0m(シャッター開口6.0m)
  • 奥行6.0m(一般的な乗用車の全長が約5.0mとした時に前後に50cmのスペース確保)
  • 建物内部の最低有効高さ3.5m(建物の最高高さは約4.2m)
  • 建築面積54.0㎡(約16坪)の平屋(1階建て)

工事内容

鉄骨工事鉄骨部材費(加工製作費込み)・鉄骨組立工事
基礎工事布基礎 約30.0m 基礎立上げ部の巾150mm
土間工事コンクリート 厚120mm 52.0㎡ 砕石t=150mm 鉄筋D10(10mm) @200mm
外  壁角波カラーGL(ガルバリウム鋼鈑)t=0.5 縦張り
屋  根ルーフデッキ(重ね折板)t=0.6 裏地:ポリフォーム t=0.4 全長7.0m 雨樋(竪樋2カ所)
シャッター軽量手動シャッター 幅6.0m(3.0m2基) 高さ3.0m 
出入口出入口ドア1か所 片開きアルミドアW=700
1か所 W:1650mm H:1300mm
使用用途倉庫

以上のような条件の軽量鉄骨ガレージ(倉庫)の本体工事費用の目安は、

約500万円(税抜き)、92,000円/㎡、坪単価30.36万円(税抜き)となりました

※建築申請費用、電気工事費用は別途となります
※価格は2023年夏の時点で算出した価格で、将来的に保証するものではございません。

工事内容の説明

鉄骨部材費・鉄骨組立工事

鉄骨部材費は鉄骨建物を構成する柱や梁、胴縁などその他の鉄骨部材費と加工製作にかかる費用です。
鉄工所での錆止め塗装まで含んだ価格になります。
鉄骨組立工事は鉄骨部材を組み立てて屋根を設置するまでの工事となります。
16坪ほどの鉄骨建物だと2日程度で完成します。
また、16坪ほどで最高高さが4m程度の鉄骨建物でしたら足場を設置せずに、脚立とユニック車での組立工事でコストを抑えることも可能です。
(地面の傾斜などの条件で足場が必要な場合もあります)


基礎工事

軽量鉄骨建物の基礎は布基礎が標準施工です。
重量鉄骨建物の基礎よりはるかに省コストで工事費用を抑えることが可能です。
ただし、一般住宅で採用されるべた基礎より地盤の地耐力(地盤の強度)が高くなけらばなりません。
当社では基本的に着工前に地盤調査を行うことにしており、地盤が弱い場合には柱状改良工法による地盤改良をすることをおすすめしています。


土間工事

鉄骨ガレージの土間の標準仕様は砕石厚さ150mm、コンクリート厚さ120mm、土間の配筋は10mmの異形鉄筋を200mm間隔で施工します。ご要望によってコンクリート厚を増やすことは可能ですが100mmより薄くすることは致しかねます。
コンクリートの表面は金ゴテ押さえで凹凸のない滑らかな仕上がりとなります。建物内部の土間とシャッター外部の土間(犬走)との境目には雨や埃の進入を防ぐために15mm程度の段差を設け、角の保護目的で鉄のアングルを取り付けることも可能です。
台車などの乗り入れで段差が不便な場合には段差を設けずにコンクリートをなだらかに仕上げることも可能です。


外壁工事

鉄骨ガレージの外壁は低価格なガルバリウム鋼板を波型に加工した角波カラーサイディングを標準としています。
縦溝のシャープな印象が人気の外壁です。
色は黒系・白系・シルバー系など10種類以上のカラーから選択が可能ですが、法人様の倉庫などでは白やシルバー系、個人様のガレージなどでは黒や紺色がよく選ばれる傾向があります。
ワンポイントで色違いの壁材を張ることも可能です。

埃や虫の進入を防ぐ防塵施工

当社が施工する倉庫やガレージでは建物内部への埃や小さな虫の進入を防ぐために防塵施工を標準工事としています。
軽量鉄骨建築の場合、基礎上と鉄骨の間には大きなすき間がありますので、その部分を防塵プレート(薄い鋼鈑)で覆って小さなすき間はコーキング処理します。
さらに外壁と外壁下地の胴縁とのすき間は、専用のスポンジ状のケミカルメンドを貼り付けてすき間を埋めます。
この処理をすることで外壁面からの埃や虫の進入はほぼ防ぐことができますので、お客様にも大変好評です。


屋根工事

当社の鉄骨ガレージの屋根材はガルバリウム鋼板を山形に折り曲げたルーフデッキ88が標準仕様です。
建物内部の屋根材の裏面には結露予防のための薄いポリフォーム(車庫で申請する場合はフネンエース)が貼り付けてあります。
屋根裏地の断熱性能や遮音性能を上げたい場合はサウンドプルーフといった素材に変更も可能ですがコストが2倍ほどかかってしまいます。
夏場の太陽光による屋根からの輻射熱で内部の温度は高温になるため、少しでも軽減するためには屋根材の色を反射率の高いシルバーや白系にするのがおすすめです。
雨樋の竪樋は両端の2カ所で地面に放水が標準です。


軽量手動シャッター

標準仕様の手動シャッターの最大幅は3.0m、高さ3mです。開口幅が6.0mですとシャッターは2分割、6.0m以上は3分割となります。
間口9.0mのガレージならシャッターの最大開口幅は7.0mまでは標準仕様で対応可能です。
シャッターは特注で幅3m以上のサイズもオーダー可能ですが重量が重くなります。1枚のシャッター面積が10㎡を超えると重量が重くなり手動での上げ下げに力が必要になったり、開閉音が大きくなるため電動開閉シャッターを視野に入れる必要があります。
コスト的には手動軽量シャッターの2倍~が目安となります。


ドアや窓などの建具

概算見積りではドア1か所と窓(幅1650・縦1300)1か所を設置していますが、これは消防法対策のためです。
消防法では火災などの際に内部に侵入するための進入口を2カ所設けることが定められています。
概算見積りでは、窓ガラス1か所とガラスドア1か所を進入口として考えています。
また、シャッターに水圧開放装置を付けて進入口とすることも可能ですので、その場合はドアか窓のどちらかを無くすことが可能になります。


建物の使用用途

10㎡以上の建物を建築する際に必要となる建築申請にはその建物の使用用途を明記する必要があります。
この概算見積りの建物は「鉄骨ガレージ」と呼んでいますが使用用途は「倉庫」として見積りしています。
ちなみにGARAGE(ガレージ)を日本語訳にすると「車庫」なのですが、用途を「車庫」として申請すると外壁や内装を準不燃材以上の製品を使用しなければならないなどの規定があるので注意が必要です。


概算見積りの内容は参考になりましたでしょうか?
建物の建設費は様々な条件で変化するため、ここでの見積り金額は若干高めになっていますが、
大体この辺の価格を目安に予算を考えておくとよいかと思います。
また、相場を知るためには数社から相見積もりを取ることもポイントです。
当社は【安さを売りにしてはいない】ため、メーカー系ビルダーよりは多少高いかもしれませんが、
自由設計でお客様の条件に合わせた設計施工が可能です。
お見積りは無料です、気になる方はお気軽にご相談ください。
なお、30坪未満の個人様のガレージ工事は宇都宮市から半径50km程度までが施工対応地域となっています。

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