軽量鉄骨倉庫14m×8m 112㎡(34坪)の施工例

管理番号倉庫-006
用 途倉庫
建物寸法14m × 8.0m、高さ5.5m 
面 積112㎡ 33.9坪
外 壁角波ガルバリウム鋼板
屋 根ハゼ式折板 t=0.6 裏張りポリシート
土間コンクリート
施工範囲元請負い
施工期間約3カ月

法人様の倉庫33坪を新築工事させていただきました。
当初は重量鉄骨造の予定でしたが予算の都合で省コストでの建設を検討している過程で弊社にお声がけ頂きました。
同一敷地内に建設する社屋の建設工程との絡みで倉庫建設を先行しなければならなかったため、大急ぎでの着工となりました。
工事は工程通り順調に進み期限内に完成することができました。

基礎工事

地盤調査の結果、地耐力不足が判明したためウルトラピラー工法(セメントミルク杭状補強体による地盤補強⼯法)での地盤改良工事を行いました。
ウルトラピラー工法は柱状改良工法に比べて残土がほぼ出ないという点がメリットです。

鉄骨建方~屋根工事

この物件は窓が無く、開口部はシャッター1か所、ドア1か所という仕様で部材が比較的少ないせいもあって建方工事(屋根葺きまで)は職人さん3~4名で3日で完了しました。
屋根はハゼ式折板なので最後に屋根材のつなぎ目と山の頂点部分をシーマーという機械で鉸める作業があります。

土間コンクリート打設工事

開口部が少ないため外壁工事は4日で完了しました。
簡単そうに思われそうですが、水上側の壁材の長さは5mを超えていますから運ぶのは2名、張り付け施工時は上段、中段、下段に3名は必要になります。開口部の切欠きがある壁材は折れないように慎重に運ばなければなりません。
足場と鉄骨の間に壁材を差し込んで立てるのもキズを付けないように気を使います。
角波鋼鈑は材料費は安めですが施工には人工がかかる工事といえます。
外壁工事が終わると土間コンクリート工事になります。
2月半ばという寒い時期であり、建物には窓も無いためコンクリートの凝結が遅く、土間の左官仕上げは夜8時頃までかかりました。

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