鉄骨プレハブ工法で倉庫・工場・ガレージを建てるなら軽量鉄骨建築のアイティエス【栃木県宇都宮】 https://its-house.jp Mon, 10 Nov 2025 06:04:57 +0000 ja hourly 1 https://its-house.jp/wp-content/uploads/2022/11/cropped-fabi32-e1669042698355-32x32.png 鉄骨プレハブ工法で倉庫・工場・ガレージを建てるなら軽量鉄骨建築のアイティエス【栃木県宇都宮】 https://its-house.jp 32 32 30年以上前のプレハブ建物のシロアリで腐った土台交換と補強工事 https://its-house.jp/renovationprefab/ Mon, 10 Nov 2025 00:58:16 +0000 https://its-house.jp/?p=4604

30年以上前に建設されたプレハブ建物の土台を交換して柱を補強する改修工事を行いました。建物西面の土台だけがシロアリ被害で腐っていたので全て撤去して交換します。柱の下端は錆びて壁全体が下がっているため柱を持ち上げた状態で固 ... ]]>

30年以上前に建設されたプレハブ建物の土台を交換して柱を補強する改修工事を行いました。
建物西面の土台だけがシロアリ被害で腐っていたので全て撤去して交換します。柱の下端は錆びて壁全体が下がっているため柱を持ち上げた状態で固定するという内容です。
柱が縮んだ状態なので外壁の下側が外に膨らんでしまい、窓枠に荷重がかかって窓が開かないというちょっと危険な状態です。

プレハブ土台改修工事の流れ

  • 柱にジャッキアップポイントになるブラケットを固定して壁全体を持ち上げる
  • 腐った土台を撤去して新しい土台を設置する
  • 柱を補強するための支えを取付ける
ステップ1
壁を持ち上げる

柱に油圧ジャッキを当てるためのブラケットを取付けて壁全体を浮かせて腐った土台を撤去します。ジャッキをセットするコンクリート基礎は予め設置してもらいました。この基礎に柱の補強部材を固定します。

ステップ2
新しい土台を設置する

防蟻剤を塗った新しい75mm角の土台を既存の基礎の上に置きます。元の土台は85mm角?という規格にない寸法なので、基礎と土台の間に10mmの樹脂スペーサーを入れました。
なぜ昔の土台がこんな寸法かというと、昔のプレハブの土台は安さを求めて廃材や精度の悪い3寸角(90mm)をプレナーにかけて土台に再利用していたかららしいです。(一緒に作業したベテラン職人さんが教えてくれました)

ステップ3
水切の取付け、土台と柱の固定

ジャッキを外して柱を土台に載せたら水切を取付けて柱と土台をスクリューボルトで固定します。

ステップ4
柱を補強する

柱側にブラケットを取付けて補助柱と結合します。基礎のアンカーボルトは現物合わせでケミカルアンカーでセットし、補助柱のベースプレートを固定します。土台を入れ替えたので壁が下がる心配はありませんが、補助柱は土台と基礎のズレ防止になります。

内部の床と内壁のすき間もなんとかしてほしい

壁が持ち上がったことで外壁材のたわみは直りましたが壁パネルは外側にたわんだままで床と内壁には15mmほどのすき間ができていまっていました。お客様に確認していただいたところ、
「このすき間もなんとかしてほしい、、、」
ということで外壁の外からビスで引き寄せようとしましたが金属サイディングの外壁がへこむだけなので外壁材を剥がして下地パネルを加工することにしました。

この建物のように30年以上前に建設されたプレハブ建物の土台は雨漏りやシロアリで朽ちているケースが少なくないと思われます。諸事情で建て直しが出来ない建物を使い続けるには土台交換と補強工事で対応するという選択肢もあります。

]]>
暑さ指数(WBGT)の計算式で分かる!湿度の高さが熱中症の危険信号 https://its-house.jp/wbgt/ Sat, 10 May 2025 02:07:26 +0000 https://its-house.jp/?p=4275

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標です。その計算式を見ると乾球温度は屋内では無視され屋外では係数が0.1と暑さ指数への影響はかなり少ないと考えられていることが分かります。 一方で湿度 ... ]]>

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標です。
その計算式を見ると乾球温度は屋内では無視され屋外では係数が0.1と暑さ指数への影響はかなり少ないと考えられていることが分かります。

暑さ指数(WBGT)計算式

【屋内】 0.7 × 湿球温度 + 0.3 × 黒球温度
【屋外】 0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度

一方で湿度の影響を示す湿球温度(※1)は屋内・屋外とも係数が0.7と暑さ指数への影響が大きいことが分かります。
この数式からも湿度が高いほど暑さ指数が高くなり、熱中症の危険度も高くなることが分かります。

※1 湿球温度は乾球温度(室温や外気温)より低くなるのが通常で、乾球温度に近いほど(湿球温度が高いほど)湿度が高いことを示します

黒球温度とは?

黒球温度は直射日光下にさらされた黒色の薄い銅製の球体(直径15cm)の内部中心温度を計測した温度です。
直射日光が当たる日向にいる状態で感じる体感温度として考慮されます。
黒い球体は太陽光からの輻射熱で加熱されるので風が弱い条件では気温より高くなります。
高温になった球体からも熱が放射されるので黒球温度は外気温より高くなることもあります。

屋内の暑さ指数計算式の黒球温度の係数0.3が意味すること

屋外の暑さ指数計算式では黒球温度の係数は0.2ですが屋内では係数0.3に大きくなっています。
屋内には乾球温度が計算式に入っていないからともいえますが、屋内では機械設備などから放射される熱や、高温になった屋根や壁から放射される熱が暑さ指数に影響することを示唆していると考えられます。

高温の屋根・壁からの放射熱を防ぐ方法

日射により高温になった屋根・壁から発せられる放射熱は輻射熱であり、輻射熱による熱の影響を少なくするにはアルミニウム製の遮熱シートが効果的です。
建物内部を高温にする影響は屋根からの輻射熱が大きなウエイトを占めているので、屋根下もしくは屋根上に遮熱シートを設置することが建物内部の暑さ対策に効果的です。
遮熱シート設置により建物内部の温度が下がれば労働環境が良くなり夏の生産性も落ちずにすみます。
エアコンを使用している工場などではエアコンの設定温度を下げることができて電気代の削減にもなります。

工場・倉庫の遮熱シートでの暑さ対策は当社でも施工しております。
屋根の上下どちらの施工方法も対応可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

]]>
折板屋根の色選びで暑さ対策!おすすめは「日射反射率」の高い色 https://its-house.jp/highreflectancecolor/ Wed, 23 Apr 2025 06:59:25 +0000 https://its-house.jp/?p=4257

建物内の夏の猛暑対策として、屋根にできる工夫の一つが「色選び」です。鉄骨建物に使われる折板屋根は太陽の輻射熱を直接受けるので真夏の炎天下では70℃以上の高温になることもあります。そんな高温になる折板屋根は日射反射率の高い ... ]]>

建物内の夏の猛暑対策として、屋根にできる工夫の一つが「色選び」です。
鉄骨建物に使われる折板屋根は太陽の輻射熱を直接受けるので真夏の炎天下では70℃以上の高温になることもあります。
そんな高温になる折板屋根は日射反射率の高い色を選ぶことで、屋根の表面温度の上昇を多少は抑えることができます。

日射反射率とは、太陽光をどれだけ反射するかを示す指標で、この数値が高いほど熱の吸収を抑えられます。
屋根材メーカーのカタログには日射反射率が明記してあり、白色系の屋根が反射率が高い傾向です
意外なのは「わかばいろ」や「はいいろ」でも日射反射率が高いことと、反射率が高そうな「しろがねいろ(シルバー)」がそれほど高くないということです。

しかし、屋根の色だけでの暑さ対策には限界があるのも事実です。特に真夏の直射日光の下では、反射率の高い白色でも屋根表面は相当な高温になります。

そこで最近普及してきているのが、遮熱シート施工による輻射熱対策です。
屋根の上面や下側に遮熱シートを施工することで建物内部へ伝わる熱を大幅にカットし、室内の温度上昇を効果的に抑えることが可能になります。また、内部温度が下がることで冷房にかかる電気使用量も減るため光熱費が20%以上削減する可能性があります。

屋根の色選び+遮熱施工で、より快適な労働環境の実現と光熱費の削減に取り組んでみませんか?
当社でも折板屋根の遮熱シート工事を行っていますので、ご関心ありましたらお気軽にお問い合わせください。

]]>
工場の暑さ対策で屋根遮熱工事(カバー遮熱工法)を行いました https://its-house.jp/roofsyanetsu1/ Tue, 25 Mar 2025 03:14:24 +0000 https://its-house.jp/?p=4207

折板屋根のカバー遮熱工法とは既存の折板屋根の上に裏面に遮熱材(アルミニウム製)を貼り付けた折板屋根を重ねて葺く施工方法です。従来のカバー工法の目的は冬の寒さ対策として既存屋根と重ねる屋根材のすき間に断熱材のグラスウール( ... ]]>

折板屋根のカバー遮熱工法とは?

折板屋根のカバー遮熱工法とは既存の折板屋根の上に裏面に遮熱材(アルミニウム製)を貼り付けた折板屋根を重ねて葺く施工方法です。
従来のカバー工法の目的は冬の寒さ対策として既存屋根と重ねる屋根材のすき間に断熱材のグラスウール(100mm)を布設して断熱性能を上げるための施工でした。
しかし夏の暑い季節では輻射熱によって温められた断熱材が保温材の役目として働いてしまうため、建物内の温度を暑くする要因となっています。

今回行った遮熱カバー工法は断熱材のグラスウールは布設せずに、遮熱材で輻射熱を反射して建物内部への熱の進入を防ぐ暑さ対策に特化した施工方法です。気温が35℃を超える炎天下の折板屋根の表面温度は60℃以上になりますが、上屋根と既存屋根に挟まれた空間の温度は遮熱材で輻射熱を90%以上反射するため40℃前後(外気温よりは高温)に下げられます。
この挟まれた空間の(外気温より温かい)空気は棟(水上)方向に流れて外部放出する構造にしてあるため、軒先(水下)からは外気温の空気が流れ込むことになり、この空間の温度は外気温より少し高い温度をキープすることになります。
この時、建物内部の屋根付近の温度が、挟まれた空間の温度より高い場合は屋根外側に熱が放出されるため建物内部の屋根付近の温度を抑える働きも期待できます。

このように、遮熱施工をしない建物は60℃以上に熱せられた折板屋根からの輻射熱が降り注ぐ状態なのに対し、遮熱施工をした場合は屋根からの輻射熱を大幅に防いで建物自体の高温化を抑えることができて冷房がよく効く状態になります。
冷房効率が上がれば使用電力も減って電気料金が下がってコスト削減を実現します。

「屋根材の裏面に遮熱材を貼っても遮熱効果があるのか?」
と疑問を感じる方がほとんどでしょうが、これは遮熱材の放射率の特性を活用した施工方法で効果があるのは実証済です。(ご希望があれば実演キットで体感していただくことも可能です)

カバー遮熱工法を選んだ理由

今回この工場の暑さ対策で遮熱工事をするにあたり優先して考慮したのは遮熱材の耐久性でした。
遮熱工事の施工方法としては、屋根上に遮熱材を施工する方法と屋根下に遮熱材を設置する方法に分かれます。
この工場では高所作業車では作業困難なことと、内部足場を設置して数日間稼働を止めることが難しいことから施工方法としては屋根上施工しかありませんでした。
屋根上に遮熱材を施工する方法は屋根表面に遮熱材を貼る工法がありますが、常に屋外に露出している遮熱材の耐久性は10年程度と言われています。(昨今の気候を考慮するともっと短くなるかもしれません)
お客様としては数百万円の改修工事が10年持つか持たないかでは困ると考えており、耐久性を重視したいという意向が強くありました。
今回採用した遮熱カバー工法なら遮熱材は屋根裏面にあるため劣化もしにくく折板屋根材自体の耐久性は30年以上ですから遮熱効果の耐久性に関しても問題ありません。当社としても折板屋根のカバー工法には慣れていますから自信を持ってお勧めできる遮熱カバー工法での施工を行うことで納得していただけました。
この工場では内部の遮熱・断熱施工も行っており、冬の寒さに効果があったとの報告を頂いています。
今回の屋根遮熱工事の効果がどれほどのものかは暑い季節になれば判明すると思います。

折板屋根建物内部の暑さは遮熱工事で対策しましょう

折板屋根建物の高温化を防ぐには屋根からの輻射熱を防ぐことが1番効果的です。
できれば南面と西面の外壁からの輻射熱も抑えると建物内部の温度を下げる効果は高いのですが、まずは屋根の遮熱工事が最優先といえます。
折板屋根の遮熱工事には、【屋根上施工】と【屋根下施工】の2パターンがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
【屋根上施工】は遮熱効果が高いですが施工コストは高めで、施工は天候に左右されがちなため雨季や真夏の時期は施工が難しい面がありあます。
【屋根下施工】は建物内部の状況や秘密保持、施工期間の問題でそもそも施工出来ないケースも考えられます。
遮熱材の劣化の心配が少なく遮熱施工コスト自体は抑えられますが、屋根が高いと足場工事の費用が高額になります。
このようなことから、遮熱工事はその建物の使用条件や予算、施工時期なども考慮して検討する必要があります。働く環境の暑さ対策をするなら、まずは屋根の遮熱工事をご検討することをお勧めいたします。
ご不明な点はお気軽に当社までお問い合わせください。

]]>
危険物保管庫コンテナの暑さ対策で屋根上に遮熱シートを施工しました https://its-house.jp/containershield/ Tue, 25 Feb 2025 06:20:13 +0000 https://its-house.jp/?p=4013

有機溶剤などを保管している危険物保管庫のコンテナ内部の夏の暑さ対策でコンテナ屋根上に遮熱施工を行いました。コンテナ設置後の3年ほど前、屋根上に遮熱塗料を社員さんが塗装したけど効果は感じられなかったため下屋を設置した経緯が ... ]]>

有機溶剤などを保管している危険物保管庫のコンテナ内部の夏の暑さ対策でコンテナ屋根上に遮熱施工を行いました。
コンテナ設置後の3年ほど前、屋根上に遮熱塗料を社員さんが塗装したけど効果は感じられなかったため下屋を設置した経緯があります。下屋があると日陰になるためコンテナ内部の暑さが少しは和らいだが真夏の暑さは相変わらずのため何とかならないかとのことでした。
下屋の下は直射日光は当たらない環境ではありますが、下屋とコンテナとの距離は20~30cmほどしかないため屋根からの輻射熱によってコンテナ自体が熱くなっていると考えられます。
最初はコンテナ内部の屋根裏面と壁面に不燃認定の遮熱シートを張るプランを提案しましたが、危険物庫なので消防法に抵触しそうな施工は避けたいとの意向のため内部の施工は見送ることにして、コンテナ屋根上を遮熱シートで被う施工を行いました。

実際の遮熱施工

コンテナ屋根上に遮熱シートを張ると言っても下屋とコンテナのすき間が20~30cmしかありませんのでコンテナの上で作業は出来ない状況です。最初は遮熱シートをコンパネに貼ってコンテナ屋根に載せようと考えましたが、いくら下屋の下とはいえ雨による経年劣化も考えられるため却下。
そこで目についたのが倉庫にあった角波鉄板の残材。これなら費用も抑えられて施工もやり易いので遮熱材を貼り付けた角波鉄板をコンテナ屋根上に載せることにしました。

角波鉄板に両面テープで遮熱シートを貼る

屋外用の遮熱材を角波鉄板の表面に平らに貼りました。
角波の凹凸に沿わずに遮熱シートを貼ったのは材料費と手間を抑えるためもありますし、凸凹に貼った場合と遮熱効果に大きな差はないためです。

遮熱シートを貼った角波鉄板をコンテナ屋根上に設置する

コンテナ屋根上に載せた角波鉄板は5枚で、最後の1枚は2山かぶりでちょうどいい長さとなりました。
コンテナ上の外枠と屋根上面の段差が約20mmあり、角波の山高(20mm)と同じで納まりも良い感じです。
外枠の上に下屋のH鋼が固定されているのでその下に角波を差し込むのには苦労しましたが、H鋼のお陰で角波が押さえつけられるという好都合な面もありました。

コンテナの暑さ対策には遮熱工法が効果的

コンテナは屋根も壁も鋼鈑で作られていますから輻射熱で内部が高温になりやすい建物です。
倉庫などの保管庫として使う場合はまだ良いのですが、人が常時滞在する店舗や事務所では天井や内壁を設けて冷房設備が不可欠と言えます。しかし、コンテナの事務所や店舗は構造的に内部天井とコンテナ屋根のと距離が狭く、コンテナ屋根からの輻射熱の影響が大きいため冷房が効きにくい建物と言えます。
このような建物は太陽光からの輻射熱を遮ると冷房効率が上がり消費電力が削減されますから冷房を使う時期の電気料金を抑えることができます。
輻射熱による建物内部の高温化を抑えるには遮熱材で輻射熱の建物内部への進入を防ぐことが最も効果的な施工方法です。
年々暑さが厳しくなる夏の暑さ対策は遮熱工事で乗り切りましょう。

]]>
内部壁を遮熱(断熱)施工した工場の冬の室温状況 https://its-house.jp/heatshield222/ Sat, 22 Feb 2025 08:31:01 +0000 https://its-house.jp/?p=4017

2024年11月に工場内部の壁に断熱材(グラスウール)と遮熱シートを施工した工場のお客様から、「この冬の工場内の室温が昨年と比べて寒くない」とご連絡をいただきました。 工場内の冬の気温は出社時の朝だと例年は外気とほぼ同じ ... ]]>

2024年11月に工場内部の壁に断熱材(グラスウール)と遮熱シートを施工した工場のお客様から、「この冬の工場内の室温が昨年と比べて寒くない」とご連絡をいただきました。

工場内部の暑さ対策で外壁内側に断熱材と遮熱シートを施工しました

工場内の冬の気温は出社時の朝だと例年は外気とほぼ同じように0℃を下回っていたそうですが、今シーズンは冷え込みが厳しい寒い朝でもマイナス気温にはなっていないとのことです。この現象は下のような断熱材と遮熱材の効果によるものと考えられます。

  • 室内側の遮熱シートで温かい室内空気の熱が反射して外壁側に透過するのを防ぐ
  • 外壁内側の断熱材で冷たい外気温の伝わりを遅らせ、遮熱材で冷気を反射する

夏の暑さ対策で採用した遮熱材ですが断熱材との相乗効果で寒さ対策にも効果を発揮したと言えそうです。
なお、こちらの工場内には小型の電気炉がありますが工場内用の暖房設備はありません。

夏の暑さ対策にはどう効くのか?

夏の暑い季節では太陽光からの輻射熱で熱くなった外壁からの熱で断熱材は徐々に熱くなるが遮熱材で輻射熱は反射され室内側には数パーセントしか熱が放射されないため暑さ対策には効果が見込める。
室内側の熱は遮熱材で室内側へ反射されてしまうが夏は冷房するため熱の対流により、熱い空気は上昇して屋根下に滞留する。
壁からの輻射熱の進入は遮熱材である程度防いでいるので冷房の効率が良くなっていれば遮熱施工での暑さ対策は成功したといっていいはずです。
ただし、夏の建物内の暑さの1番大きな原因は太陽光で熱せられた屋根からの輻射熱です。
この屋根からの熱の進入を防がなければ倉庫や工場の夏の暑さ対策は実現しませんので、次は屋根の遮熱施工を実施する予定です。

]]>
工場内部の暑さ対策で外壁内側に断熱材と遮熱シートを施工しました https://its-house.jp/heatshieldfactory01/ Tue, 26 Nov 2024 04:53:40 +0000 https://its-house.jp/?p=3663

当社が建設したお客様の工場で「夏の暑さが酷いため何とかならないか?」というご相談をいただきました。工場の外壁は窯業系サイディングで内側は断熱施工無しの透湿防水シート現しの状態でしたので工場内の温度が高くなることは想定して ... ]]>

当社が建設したお客様の工場で「夏の暑さが酷いため何とかならないか?」というご相談をいただきました。
工場の外壁は窯業系サイディングで内側は断熱施工無しの透湿防水シート現しの状態でしたので工場内の温度が高くなることは想定していました。ただ、工場内はいくつかの断熱された小部屋に区切られていたため工場の共用部の断熱工事は先送りしていた経緯があります。
工場共用部には電気炉が複数ありましたのでまずは電気炉の排気ダクトの保温工事を行いましたが効果は薄かったため工場全体の暑さ対策工事を行うことになりました。

折板屋根と外壁内側の遮熱工事を提案

工場や倉庫などの夏の暑さ対策には折板屋根や外壁からの輻射熱を遮断することが有効であることから折板屋根と外壁内側に遮熱シートを張る施策をご提案して実施する運びとなりました。
折板屋根の遮熱施工は後で行うことになりましたので、外壁内側の断熱遮熱施工を先行して行いました。

外壁内側の遮熱・断熱施工手順

  • 柱の両脇に下地(桟木)をビス留め
  • 柱・胴縁間にグラスウール充填
  • 柱間(1900mm)の胴縁に遮熱シートをビス留め

柱の両脇に下地(桟木)をビス留め

柱は胴縁より25mm室内側に出っ張っているので遮熱シートは柱間の胴縁面に張ります。(柱は見える状態)
外壁の下地胴縁が縦方向なので遮熱シートは柱間の横方向に張ります。
遮熱シートの両脇を留めるための下地が必要なので柱の両脇に桟木(24mm×48mm)をビス留めします。

柱・胴縁間にグラスウール施工

鉄骨胴縁間にグラスウール16kを敷き詰めていきます。
縦長な箇所は外壁裏面に両面テープを貼ってグラスウールが落ちてこないようにします。

柱間(1900mm)の胴縁に遮熱シートをビス留め

遮熱シートは柱間隔の1900mmより少し長めの1920mmでカットしました。
ビス留め時に遮熱シートの破れを防ぐため外径20mmの平ワッシャーを挟んでビス留めします。
遮熱シートの継ぎ目は重ねて貼り両面テープで固定します。
電気配管やエアー配管が胴縁に固定されている箇所はステーを一度外してから施工しました。

遮熱シート下部の破損防止にアルミ複合板を施工

遮熱シートの施工を進めていくと、人が通る通路や出入口付近の遮熱シートを破損しそうな気がしたので腰壁のようなものを貼り付けても良いのではと提案すると、通路などは人の背丈くらいまで欲しいとのことでしたのでアルミ複合板のアルポリックを横に2段張ることにしました。

内壁の遮熱工事の効果は?

この工事を行ったのが10月なので夏の暑さ対策の効果は来年の夏にならなければ分かりませんが、工場内部の熱を反射することで冬の寒さの影響は感じることができるはずです。
この遮熱工事の効果は今後もチェックして公開していこうと思います。

夏の暑さは年々厳しくなっていますので工場や倉庫などの暑さ対策は避けてはいられない問題です。工場などの遮熱工事は大手企業や働く人の労働環境を考える企業からのニーズが高まってきています。
次の夏の暑さ対策をご検討しているならぜひお問い合わせください。

]]>
パンタ式リフトを設置する土間ピットの施工方法(新築時) https://its-house.jp/pantalift/ Wed, 26 Jun 2024 08:38:33 +0000 https://its-house.jp/?p=3404

当社ではガレージ新築時にパンタ式リフトを設置するための土間ピットを施工することがあるため、土間ピットの施工方法を詳しく説明してみたいと思います。 パンタ式リフトを設置するピット底の土間コンクリートの強度については、某リフ ... ]]>

当社ではガレージ新築時にパンタ式リフトを設置するための土間ピットを施工することがあるため、土間ピットの施工方法を詳しく説明してみたいと思います。

ピット底部のコンクリート土間の施工

パンタ式リフトを設置するピット底の土間コンクリートの強度については、某リフトメーカーの仕様書では「リフトフレーム下部のコンクリートは5t加重しても破損しないこと」、コンクリート厚は150mm以上になっていました。
それを踏まえて施工内容は、下地の砕石厚を200mmとして入念に転圧、コンクリート土間厚は200mm、鉄筋D10(10mm)を200mmピッチで配筋しています。
ピット底に集水桝を入れる場合は砕石転圧後に掘削して桝を設置して、VU管を立ち上げます。
VU管の上端に集水蓋を取り付けてピット底部の高さより5mm程度下がった位置に調整して固定します。
ピット内の集水桝はお客様によっては設置しないケースもあります。

ピットの位置出し~型枠の据え付け

ピットの位置はレーザー墨出し器を使って正確に墨出しします。
ピット位置にピットの開口寸法の型枠を据え付け、土間レベルに合わせてコーナーアングルを型枠に固定します。
リフトの油圧ホースや電気配線を通すために100ΦのVU管を所定の位置に埋設します。
90度に曲がる箇所は配線を通しやすいように45度のエルボを2個つなげて曲げます。
土間配筋の際はコーナーには補強筋を入れるなどして補強します。

リフトのメーカーによってピット形状がコの字型であったり深さも異なります。配線用の埋設配管はCD管を指定していることもあります。(細い管を2本なら太い管を1本でもいいのでは?とか思ったり)
ピット設置を考えているならどの機種にするのかは見積り時には決めておいて頂けると助かります。ピット形状によってピット底部の掘削深さが変わったり、角部のアングルの数や形状が変わると施工費用も多少変わるケースもあるためです。

パンタ式リフトは超便利!

パンタ式リフトを導入したお客様は皆さんその便利さに感動していらっしゃいます。
今までジャッキスタンド(ウマとか)で作業していたような場合は当然ですし、2柱リフトからグレードアップした場合は、
柱が無いからリフトを下ろしている時に障害物が無くて歩きやすい!
柱が無いとガレージ内が広く感じる!
アームをジャッキアップポイントにいちいち合わせる必要が無いのが最高!
ガレージ内がカッコいい!

などなど喜びの声しか聞こえてきませんから、パンタ式リフト導入で悩んでいるなら思い切って導入してみたらよいのではないでしょうか。

]]>
ネジザウルスリキッドで土台水切りのもらい錆を除去 https://its-house.jp/nejisaurus/ Fri, 21 Jun 2024 09:11:50 +0000 https://its-house.jp/?p=3342

外壁の下部に付いている水切には外壁施工中に発生する鉄板ビスの切粉が乗り、その切粉が錆びて水切りに錆が移ることがよくあります。(水切は外壁を垂れてくる雨水などが基礎の上端から建物内に侵入するのを防ぐための金物です。) 外壁 ... ]]>

外壁の下部に付いている水切には外壁施工中に発生する鉄板ビスの切粉が乗り、その切粉が錆びて水切りに錆が移ることがよくあります。
(水切は外壁を垂れてくる雨水などが基礎の上端から建物内に侵入するのを防ぐための金物です。)

外壁施工中はキズがついたりしないように養生テープなどを貼って養生していますが、施工後に養生をはがした後でも多少の切粉が落ちてきてしまいます。
場所としては建物の角付近が多くて、おそらくコーナー役物の取り付けや竪樋のステーの取り付け時に出た切粉が後になって落ちてきているような気がしています。

さて、上の写真のような水切りに付いた錆は水切本体が錆びているのではなく、水切りの塗装面に切粉の錆が乗っている状態なのでウエスなどでこすってもある程度は取れるのですが完全には除去できません。

中性洗剤やアルカリ洗剤を使うとその時はきれいになるのですが、時間がたつと薄っすらと錆が浮き出てきてしまいます。

そこで錆びを落とすにはやはり錆び落とし材だろう、ということで数種類の錆び落とし材を試した結果、一番効率よく錆を落とせたのが、【ネジザウルスリキッド】という商品です。

ネジザウルスリキッドを使ってみる

ネジザウルスリキッドは泡状で出てきますから錆の部分に吹きかけます。
およそ10数秒で錆部分が紫色に変色してきます。

うすい錆ならこの時点で拭き取っても除去できます。
ただ、少し頑固な錆の場合は1分以上放置してハケや柔らかいブラシなどで軽くこすると除去しやすいです。
当然ですがあまり強く擦ったり長時間放置しない方がいいと思います。

水切本体への影響

水切本体の塗装面への影響が気になると思いますが、すぐに塗装が剥がれたりダメージを受けるようなことは経験していません。
しかし、白やシルバーはほとんど影響を感じなかったけど、黒や茶色系は若干の色ムラを感じたりしました。
これは白やシルバーは色ムラが目立ちにくいせいだと思います。
はじめて使用する際は少量で試した方がいいと思います。

あと、水切に直射日光が当たって高温になっているような場合は、泡が乾燥してしまわないように早めに拭き取ったり多めに吹きかけるなどして処理するようにしました。

公式の使用方法では泡は最後に水で流すように説明されています。
処理面積が広い時には噴霧器で水を吹き付けて流し、ブロワーで水を吹き飛ばしたりしました。
ただ、部分的な範囲の場合は中性洗剤で拭き取ったりしても悪影響はありませんでした。

もらい錆のような軽度の錆びの除去にはかなり効果的だと感じていますので、同じように困っている場合は試してみてください。

]]>