【真岡市】農業用倉庫112坪(15.5m×24m 高さ8.6m)下屋26坪(3.6m×24m)の施工例

| 用 途 | 倉庫 |
| 建物寸法 | 15.5m × 24.0m 高さ8.6m/下屋 3.6m×24.0m 高さ4.9m |
| 面 積 | 372㎡ 112.7坪/下屋86.4㎡ 26坪 |
| 外 壁 | 角波カラーGL鋼鈑 t=0.5 |
| 屋 根 | ハゼ式折板 t=0.6 裏ペフ t=4 /下屋 ルーフデッキ88 t=0.6 |
| 床 | 土間コンクリート |
| 遮熱工事 | 遮熱シートt=0.2 屋根下側施工 |
| 施工範囲 | 一式請負い |
| 施工期間 | 約5カ月 |
真岡市の農業法人様倉庫の新築工事をさせていただきました。80石乾燥機を6台設置予定で集塵室を含め112坪(高さ8.6m)の倉庫です。正面の下屋の梁下高さは4.6mあるので大型農業機械も楽々出入りできます。
申請地の境界にL型擁壁(全長40m×2)を設置する造成工事から始まり、着工から約5カ月でお引渡しとなりました。
近年の夏の酷暑により倉庫内が高温になることを見越して暑さ対策も行いたいとのご要望があったため屋根下に遮熱シートを設置しました。遮熱シートの施工は新築時は作業もし易いためお得な費用で施工出来ます。
遮熱シート工事についてはこちら






倉庫建設地は元々農地で地耐力が不足していたため建設箇所は深度3.5~4.0mの杭状地盤補強工事を行いました。
基礎工事は7月からお盆前の工期でしたので暑さの厳しい期間で、コンクリート打設の日は雨を避けるので炎天下の日ばかり。特に立上り打設時は午後からの打設だったこともありポンプ車のオペさんは限界ギリギリの様子でした。熱中症の危険もあるので経口補水液を補給してもらったところ、なんとか復活して打設完了することができました。
酷暑の中作業していただいた皆さまありがとうございました。






こちらの工事で1番心配だったのは鉄骨の搬入でした。梁の全長が12mあるので通常は大型トラックでの搬入なのですが農道に入る曲がり角の道幅が狭く大型トラックでは無理なのは素人でも分かりました。いつもお世話になっている運送屋さんに相談したところ、社長さんが現地を確認してくれて「大型トレーラーならなんとかなるかも。」ということで無事搬入できました。細い農道を鉄骨山積みの大型トレーラーが走る様子はなかなか圧巻でした。農業用倉庫建設の際は建設地までの搬入ルートの確認も重要です。






【屋根工事】
鉄骨工事が終わったらすぐさま屋根工事です。8月下旬の酷暑日に屋根の上での作業は辛いってもんじゃありません。幸い薄雲がかかる天気でしたが時々雲が切れて直射日光が当たると耐えられない暑さになります。連続作業時間は1時間半程度に控えながら無理せず進めてもらいました。
【ガラリ・サッシ】
こちらの農業用倉庫は80石乾燥機が6台入る予定なので給排気のためのガラリが多数付きます。設置場所も高所なのでサッシ屋さんは荷上げ要員を増員して取り付けていただきました。
【外壁工事】
外壁は2段に分ける施工にしたので下の段は進みが早いけど上の段は同じようには進みません。人数がいれば楽なのですが最低限の人数なので仕方ないですね。下屋工事が終わったら下屋上の外壁工事を行いました。
高所作業車を返却する前に作業途中でしたが最高高さ13mから建物全景を撮影してみました。(13mは高いし揺れるしちょっと怖かった)





倉庫内には乾燥機が設置されるので土間コンクリート厚さは200mmでD10の鉄筋を2段で配筋しています。
内部の鉄骨壁は集塵室との間仕切り壁の下地です。





当初は重量鉄骨造で建設予定でしたが弊社でお見積りしたところかなりの価格差があったためご契約いただくことになりました。建物の高さが高くても1階建ての平屋倉庫は軽量鉄骨造でも広い空間を確保できますので、重量鉄骨造倉庫でご予算が合わない場合はどうぞご相談ください。
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