カーポートを電動シャッター付きガレージ風に施工した鉄骨工事

建物寸法 | 間口11m × 奥行1.8m、高さ2.8m |
外 壁 | 窯業系サイディング |
屋 根 | ルーフデッキ t=0.6 |
シャッター | 軽量電動シャッター 幅5.0m×高さ2.3m 2基 |
施工期間 | 約1か月 |
セキュリティ対策で既存カーポート前面に電動シャッターを設置して境界の2面に目隠しフェンスを設置する工事を行いました。シャッター開口が5mが2カ所あるのでそれなりの強度を確保した構造としています。
ガレージを建てるのが一番安心ではありますがガレージ建設となると解体工事も含めると施工期間が3カ月以上かかるためその間の駐車スペースが確保できないことや、費用面を検討して電動シャッターと目隠しフェンスでの施工となりました。最近は栃木県内でも高級車の盗難事件が発生していますので大切な愛車を盗難から守るための対策方法として参考にしていただければと思います。





実際の施工はカーポート前面に設置されていた跳ね上げ式門扉の解体を行い、既存土間コンクリートをカットしてから掘削してベースコンクリートを打設しました。
境界ギリギリのため基礎断面はL型形状になっており、基礎周りの埋戻しは全てコンクリートを打設して強度を確保しました。基礎本体のボリュームは少ないですが独立した3つの基礎を寸法通りに施工するのは見た目以上に手間のかかる仕事です。





鉄骨組立と屋根葺きは1日で完了です。電動シャッターは幅約5.0mを2カ所を2日で設置。鉄骨の塗装補修をしてから外壁工事へと進みます。このような構造物では鉄骨の内側にもサイディングを張りますが、これがなかなか大変な作業です。
外面はいつもの外壁施工ですが内側はC鋼やブレースと干渉する部分を分割したり切り欠くなどの加工が必要になります。ビス止めする際も鉄骨が邪魔して止めにくいこともあり施工面積が小さい割に時間がかかる工事でした。
新設の屋根は既存のカーポートの上に被せて雨はカーポート屋根に落とすようにしています。





隣地との境界には目隠しフェンス(H=2.6m)を設置しました。柱間隔は1.0m。
外壁は住宅でもよく使われるデザインの白系の窯業系サイディングを採用しました。シャッターの枠、水切、笠木の色を黒で合せてモノトーンのモダンな印象になりました。
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