折板屋根の色選びで暑さ対策!おすすめは「日射反射率」の高い色

建物内の夏の猛暑対策として、屋根にできる工夫の一つが「色選び」です。
鉄骨建物に使われる折板屋根は太陽の輻射熱を直接受けるので真夏の炎天下では70℃以上の高温になることもあります。
そんな高温になる折板屋根は日射反射率の高い色を選ぶことで、屋根の表面温度の上昇を多少は抑えることができます。

日射反射率とは、太陽光をどれだけ反射するかを示す指標で、この数値が高いほど熱の吸収を抑えられます。
屋根材メーカーのカタログには日射反射率が明記してあり、白色系の屋根が反射率が高い傾向です
意外なのは「わかばいろ」や「はいいろ」でも日射反射率が高いことと、反射率が高そうな「しろがねいろ(シルバー)」がそれほど高くないということです。

しかし、屋根の色だけでの暑さ対策には限界があるのも事実です。特に真夏の直射日光の下では、反射率の高い白色でも屋根表面は相当な高温になります。

そこで最近普及してきているのが、遮熱シート施工による輻射熱対策です。
屋根の上面や下側に遮熱シートを施工することで建物内部へ伝わる熱を大幅にカットし、室内の温度上昇を効果的に抑えることが可能になります。また、内部温度が下がることで冷房にかかる電気使用量も減るため光熱費が20%以上削減する可能性があります。

屋根の色選び+遮熱施工で、より快適な労働環境の実現と光熱費の削減に取り組んでみませんか?
当社でも折板屋根の遮熱シート工事を行っていますので、ご関心ありましたらお気軽にお問い合わせください。